製造物

名産品

500年もの歴史を持つ、寒干し大根から作られる山川漬・壺漬け

ポリポリとした食感で噛めば噛むほどうま味が出てくる「山川漬」そして「壺漬け」。大根の漬物なのでタクアンの一種と紹介されることもありますが、食べてみると味が違うようにタクアンとはルーツが違うようです。山川漬は徹底して水分を抜いた保存食の漬物。
名産品

鹿児島の和紅茶。渋さが少なくほんのり甘い、スッキリとした飲み心地

「和紅茶」は日本産の茶葉で作った紅茶のことで、国内紅茶・地紅茶とも呼ばれています。輸入自由化の影響で、一度は途切れてしまった日本の紅茶生産ですが、緑茶の一大産地である鹿児島でも、「べにふうき」をはじめ、少しずつ紅茶生産が復活してきています。
名産品

奄美群島のサトウキビ由来の、ミネラルやビタミンも含んでいる黒糖

江戸時代は薩摩藩への年貢として、島民達は命がけの黒糖作りを強いられました。そういう辛い歴史のある黒糖ですが、奄美群島の特産品として現在は鹿児島県の「ふるさと認証食品」となり、また健康志向の高まりで、県外でも食する人が増えてきています。
名産品

ふわふわでほんのり甘い、鹿児島の伝統食「さつま揚げ(つけ揚げ)」

鹿児島ではつけ揚げ、全国ではさつま揚げと呼ばれています。簡単に言うと魚のすり身を油で揚げた魚肉練り製品です。鹿児島では「そのまま食べる」を前提に、全国では料理の中の一つの具材として作られているようです。つけ揚げはふわふわでほんのり甘いです。
名産品

かごしま茶。温暖な気候を生かし、振興が遅れたのをむしろ強みに!

鹿児島県は、温暖な気候を生かし早生から晩生種まで色々な品種を栽培できるので、摘採期間が長く様々なお茶を生産しています。2021年の荒茶生産量は26,500トン、茶栽培面積8,300ヘクタールで、生産量・栽培面積とも全国第2位の茶産地です。
名産品

芋焼酎だけじゃない! 鹿児島で造られているさまざまな酒類紹介

鹿児島の酒というと芋焼酎が有名ですが、他にも黒糖焼酎・麦焼酎・米焼酎・蕎麦焼酎・灰持酒・ウィスキー・日本酒・ビールも造っています。現在は製造や管理の技術も飛躍的に向上しているので、以前は製造が難しいといわれていた酒でも、可能になっています。
名産品

芋焼酎(2)-体に優しい酒といわれる理由とその飲み方-

2003年ごろから盛り上がった第三次焼酎ブームは美味しくて飲みやすいのが大きな要因でしたが、もう一つ「体に優しい健康的な酒」というのが広く認識されたこともあります。芋焼酎が体によいといわれるのには、含まれる成分に期待が持てるからのようです。
名産品

芋焼酎(1)-歴史と種類- 幕末に西洋列強への対抗策に造られた酒

焼酎は、穀物や果実などを発酵させて造るビールや日本酒のような「醸造酒」を加熱し、純度の高いアルコールを抽出した「蒸留酒」です。その中でも鹿児島で醸造が多いのが芋焼酎。その歴史や県内に100余の焼酎蔵元があり銘柄は2000を超える理由の紹介。
名産品

福山地区で、頑なに伝統甕壺製法で造られる、質の良い本物の黒酢

鹿児島の錦江湾の奥側に位置する霧島市福山町および隼人町は、黒酢造りが盛んです。南向きの丘に囲まれた地は、夏は比較的涼しく冬は暖かいという気温差があまりない気候と、シラス層で濾過された清らかな水が豊富に湧き出ている、酢造りに適した土地です。
名産品

国内シェア70%以上の枕崎・指宿の鰹節。カツオの腹皮も美味しい

土佐で発明された本枯鰹節製造ですが、現在は枕崎市が1位、指宿市が2位と、鹿児島県での鰹節生産量は国内シェアの70%を超えています。どちらも高品質で安全・安心を心がけていて、工場も食品衛生の管理基準である「HACCP」を取得しています。